太ももの重だるさ、神経痛の漢方
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こんな雨の日に足腰が重だるかったり、太ももの違和感や痛みがある時は「散痛楽楽丸（さんつうらくらくがん）」がよく効きます。
以前サン薬局に勤務していた時は、三次という盆地の土地柄のせいか、座骨神経痛に悩むお客様が多く、本当によく売れていました。
今は広島市内の中心部で、お客様も比較的若い方が多いのでそれほど神経痛のお客様は多くないのですが、たまにクーラーで冷えたり、こんな天気の時に痛みを訴える方がたまにいらっしゃいます。そんな時にこの漢方薬をお勧めします。
「疎経活血湯」という処方をベースに作られたものです。体内の気血の運行を邪魔する湿気を取り除き、血の巡りを良くして痛みを緩和する処方です。寒さで痛みが悪化する場合や、お風呂に入るとちょっと楽になるという場合は、暖める作用のある「独歩顆粒」を一緒に飲むと効果が高いです。ただ、独歩顆粒は山椒のようなしびれる感じがありますので飲みにくいですが、効くなーという感じはあります（笑）
私も家に1つ置いておいて、たまーに引っ張り出して飲みます。ひとつ家にあると便利な漢方薬です。
