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虫歯かと思ったら。

カテゴリ:日々のつぶやき

こんにちは、漢方なつめの福山です。

 

最近の自分の話になるのですが、、

 

2週間くらい前から歯が痛くてどうしようもない状態が続いていました。

歯医者に行かなければいけないなあと思いながら、でも私歯医者すごく怖くて苦手なんですよね。小さい頃に通っていた歯医者さんの痛い思いがトラウマで、大人になってもどうしても苦手です。なので、いけないんですけど激痛になるまでついつい放っておいてしまったりします。

 

今回もどうしても痛くて痛み止めを飲まないといけないくらいになったので、いつもの歯医者さんに予約しようとした時、ふとこの痛みは副鼻腔炎によるものなのかも知れないと考えました。風邪の症状が続いていて、体のだるさもあるし、微熱っぽい感じもありました。頭痛もあるし、そういえば鼻の奥の辺りも重だるい痛みがあります。過去に何度か同じような症状で歯医者さんに駆け込んで「これ多分副鼻腔炎だよ、虫歯ではないよ」と言われたことを思い出しました。

 

ちょうど副鼻腔炎の漢方もありましたのでこの二つを飲みました。

 

 

赤い瓶の方が「ベルエムピL」と書いてありますが、処方名は「荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)」といいます。これに清熱解毒の五涼華を加えて一緒に飲みました。2〜3日くらいで驚くほど痛みが楽になり、頭痛も体のだるさも落ち着きました^^

やはり鼻からくる歯の痛みだったようです。

 

苦手な歯医者に行かなくてラッキーと思っていますが、本当は念のため一度診てもらわないといけませんね。次に痛くなったときに、、行こうと思います笑

 

ところで、この荊芥連翹湯ですが、我が家の子供も飲んでいます。

 

 

子供は副鼻腔炎ではなくて、皮膚炎やニキビがあるので飲んでいます。五涼華も一緒に飲んでいます。

 

鼻の症状、皮膚の症状と全く違う症状ではありますが、同じ漢方薬を使うことは漢方ではよくあります。皮膚の症状には、五臓でいう「肺」の漢方薬を使います。皮膚が赤くて炎症がある場合は「肺熱」を取るものを選びます。

 

対して、鼻の炎症であったり、風邪で熱がある時なども同じ「肺熱」を取るものを使います。荊芥連翹湯は、連翹や桔梗など熱毒と呼ばれる「膿」を出す生薬が含まれ、副鼻腔に膿が溜まった状態や、皮膚炎やニキビで「膿」がある場合も同じように使ったりなどします^^

 

漢方のおもしろいところですね。

副鼻腔炎や皮膚炎などの症状で困っている方、漢方を試してみられて下さいね^^