風邪の後のおでこや頬が痛いなどの症状
カテゴリ:なつめ通信
こんにちは、漢方なつめの福山です。
風邪やインフルエンザが流行る季節、多いのがその後の不調のご相談です。
目立つのが、風邪の後の「副鼻腔炎」のご相談です。鼻詰まり、黄色っぽい鼻水、おでこや頬が痛む、熱っぽい感じがするなどですね。少し長引くと鼻水が喉に流れる「後鼻漏」といった症状が出る場合もあります。
風邪は治ったんだけど、なんだかスッキリしなくて。と言うことでご相談にみえます。この副鼻腔炎ですが、けっこう漢方が効く分野だと感じています。
漢方は色々とあるのですが、辛夷清肺湯と頂調顆粒をベースに飲んでいただくことが多いです。飲んですぐに鼻がスーッと通るような感じがあります。これに鼻水が多ければ小青竜湯や麻黄附子細辛湯、頭痛がひどければ竜胆瀉肝湯、熱っぽい感じがあれば銀翹解毒散や五涼華、喉に落ちる感じがあったり疲労感があったりなどがあれば衛益顆粒などを足したりします。
これらは早い効果が期待できる漢方なので、大体3日〜7日分ほど購入して様子を見ていただきます。副鼻腔炎もそうですが、風邪全般は症状が変わりやすので同じ漢方をずっとというより症状に合わせて処方も臨機応変に変えていきます。(※症状が長期間続いている場合は治療に時間もかかります)
鼻の症状は詰まると夜眠れなかったり、頭痛があると頭がぼーっとして集中力が途切れたりなど毎日が不快になります。私もたまに副鼻腔炎になりますが、味覚や嗅覚が鈍くなるので料理したくなくなりますし食事も美味しくなくなります。早く治してスッキリしたいものです。
鼻の漢方については、細かく状態を教えていただいて漢方を飲んでいただきます。ぜひツラい鼻の症状はご相談くださいね^^