本格的花粉シーズン到来!
こんにちは、漢方なつめの福山です。
今日は花粉が大量に飛散していますね。朝から花粉症のお客様がとても多いです。「目が痒い」「水のような鼻水が止まらない」「鼻が詰まる」など症状は人それぞれですが、花粉症があるとなんとなく外出も億劫になりますしなんとか早く楽になりたいものですよね。
漢方でも花粉の諸症状に対応するものは数多くあります。有名なのは「玉屏風散(ぎょくへいふうさん)」です。こちらでも何度かご紹介したので知っている方も多いと思います。
中国における玉屏風散の薬理研究では、
①免疫調整作用
②抗アレルギー作用
③抗ウイルス作用
④慢性腎炎の病理的修復作用などが確認されています。
玉屏風散に含まれる黄耆(おうぎ)は傷ついた粘膜の修復し強くする働きがあります。ウイルスは粘膜を通して体内に侵入しますし、花粉も粘膜にくっつくことでで症状が出ます。体の第一関門である粘膜を強くすることは外的から体を守ることにつながるのです。そのため、風邪が流行っているときに感染から身を守りたい時や、花粉症の時期にはよく玉屏風散が用いられます。
この玉屏風散ですが「衛益顆粒」という名で販売されています。花粉症の時期は、衛益顆粒を続けて飲むと良いでしょう。一緒に沙棘フラボノイドの健康食品「心沙棘」を合わせるとより心強いです。
さらに鼻水や鼻詰まりなどがあるようでしたら小青竜湯や麻黄附子細辛湯を、目の症状があれば洗肝明目湯や消風散などをプラスすると良いでしょう。副鼻腔炎の症状や頭痛などがあれば辛夷清肺湯や頂調顆粒なども良いですね。
私は花粉症ではないのですが、なんとなく花粉を感じてスッキリしない感じがしています。今シーズンは衛益顆粒と心沙棘をまずはベースに飲もうと思っています。
粘膜を強くするには食生活も大切です。中医学では、粘膜のことを「衛気(えき)」と捉えます。「体を防衛する気」という意味です。この「衛気」はどこからつくられるかと言うと「脾胃(ひい)」です。そのため、胃腸に負担がかかると充分な「衛気」がつくられなくなり、粘膜が弱くなるという考えです。
そのため普段の食事は消化の良いものを食べたり、暖かいものを腹八分目程度食べると良いでしょう。消化を助ける為に食後に「晶三仙」を飲んだり、舌に白い苔がついている場合は「勝湿顆粒」も良いと思います。「脾胃」を助けるものと合わせると良いでしょう。和食をベースとして、お腹に負担をかけないようにしてください。
花粉症の対策には、粘膜を強くすることが大切です。漢方や食事を見直して、今年の花粉シーズンを少しでも快適に過ごしましょう!