「亀鹿仙」は夜に飲んでも大丈夫ですか?
こんにちは、漢方なつめの福山です。
先日、いつも亀鹿仙を飲んでいる女性のお客様から「最近、夜にしょっちゅうトイレに起きます。睡眠の質が悪いのかも知れません。」というご相談を受けました。気血両虚の体質の方なので「心脾顆粒」をご案内し、いつもの亀鹿仙を1日1回から2回に増やして飲んでもらうようにご案内をしました。するとお客様から「え?亀鹿仙は夜に飲んでも良いのですか?元気が出るイメージがあったので夜は飲まない方が良いのかと思っていました」と質問がありました。
確かに亀鹿仙は、亀とスッポンの製剤ですので元気が出るイメージがあるかも知れません。亀鹿仙のベースとなっている処方「亀鹿二仙膠(きろくにせんきょう)」も体力がなく・疲れやすい・息切れをするような人に良いとされています
ですが「亀鹿仙」は補腎薬に分類し、特に「腎精(じんせい)」を増やすものです。この腎精とは簡単にいうと、体を動かしている命のエネルギーみたいなもので、年を重ねるにつれて少しづつ減っていきます。よくこの腎精はロウソクに例えられますが、年を重ねるうちにロウソクが短くなっていき、それに伴ってロウソクの火(腎気・腎陽)も少しづつ弱くなってしまいます。すると、疲れやすくなり、若いころのようには体力が続かないなあということが増えたり、尿が近くなる、目が見えなくなる、耳が遠くなる、記憶力が怪しくなるということが起きるようになります。これが「腎虚(じんきょ)」と呼ばれるものです。
亀鹿仙は、主にこの「腎精(ロウソク)」を補う処方です。そのため、心臓を動かして瞬時に元気にするというよりも、粘り強く動ける持続力を補うのが特徴です。また、「亀板」には安神作用があり、精神的に落ち着かせる働きもあります。
さらに、元の処方「亀鹿二仙膠」が朝鮮人参を配合しているのに対し、亀鹿仙は西洋人参を配合しており、顔が熱くなりやすいなど、のぼせやすい体質の方や、現代のストレス体質の方に向いていると言えるでしょう。
話が逸れてしまいましたが、結論から言うと、亀鹿仙は夜に飲んでも問題ありません。むしろ「腎虚」によるトイレが近く何度も起きてしまうような方は夜に飲むのがおすすめです。少し続けて飲んでみてください^^
この亀鹿仙ですが、最近リニューアルしました。防腐効果を保つ「白砂糖」が「はちみつ」に変更となっています。少し甘さが増して飲みやすく感じられると思います。新しいものには分かるようにシールを貼っております。

リニューアルした亀鹿仙もぜひお試しくださいませ。