ブログ

まずは早寝してみましょう。

カテゴリ:Uncategorized

こんにちは、漢方なつめの福山です。

 

 

いつも多いご相談で「慢性疲労」というのがあります。とにかく疲れるんです、寝ても疲れが取れないんですとおっしゃいます。疲れの原因というのはいろいろとありまして、気力が足らない「気虚」をまず考えますが、他にも血行不良というのがあります。血流が悪いと全身に酸素と栄養を運べず二酸化炭素と老廃物を回収出来ないので疲れやすくなります。血流が悪いと言えば「血虚」も栄養を運ぶプールの水が不足しているような状態ですので疲れやすくなりますし、まだまだ他にも原因は考えられます。

 

 

ほかにも「睡眠の質が悪い」というのもあります。これはけっこう多いかと思います。今の時期ですと暑くて何度も目覚めて朝すっきり起きられないというのもあります。朝すっきりと起きれないという場合は、睡眠の質を疑った方が良いかと思います。一番の解決策は、布団に入る時間を早くして睡眠時間を増やすという事です。人は寝ている時間にその日に傷ついた細胞を修復し、脳の疲れを回復させます。中医学的に言うと、寝ている間に血液が作られると考えられています。睡眠時間が不足すると前日の修復が間に合わず、血液も不足した状態でまた朝を迎えますので疲れが取れないと感じます。

 

 

睡眠不足を感じたらまず1時間早く布団に入ってみてください。これだけで翌日の疲れが大分違ってくると思います。私も6時間30分以上睡眠時間が取れると翌日すっきり起きれます。仕事の効率も学習効率も良いですし、子供にイライラすることも減ります。夜家事が終わって本を読んでみようかな、という気になります。睡眠不足が続くとただだらだらYouTubeを見たりテレビを見て夜が終わってしまいます。体が疲れているのだと思います。

 

 

夜中何度も目が覚めてしまう、なかなか寝付けない、どんなに長時間寝ても朝すっきり起きれないという方は、何か睡眠の質が悪くする原因を探してみてください。睡眠の質を悪くする原因についてはまた書こうと思います。