低気圧や雨の日の体調不良
カテゴリ:日々のつぶやき
こんにちは、漢方なつめの福山です^^
今日は朝から雨です。低気圧の日や雨の日に頭痛やめまいなどの症状が出る方がいらっしゃいます。今日のような天気の日は何人かのお客様の顔を思い浮かべて大丈夫かなあ、頭痛がひどくならないといいけど、、などと考えたりします。
気圧が低下すると、脳の血管が拡張したり組織が浮腫みが発生し頭痛が起きやすくなります。頭痛だけでなくめまいが起きたり食欲が低下したり、耳が詰まる、体の重だるさ、やる気のなさなどが起きます。症状は人それぞれですね。これらは中医学でいう「痰湿」といって体に水分が停滞している状態ですので、水捌けをよくする漢方を用います。
有名なのは五苓散です。他にも、食欲低下や下痢などの胃腸症状があれば勝湿顆粒を使いますし、めまいが起こる場合は苓桂朮甘湯や半夏白朮天麻湯などを用いますね。いずれも体の水分を出してくれる生薬が含まれています。
普段の生活養生では湿を発生させるような食事は控えるべきです。冷たいものや脂濃いものですね。体から余計な水分を出してあげたら楽になりますので、辛いものを食べたり軽い運動をしたり、湯船に浸かるなどして発汗させるのも良いですね。
舌がボテッとして腫れていたり歯形がつくような方は水分を溜め込みやすい体質です。雨の日の影響を受けやすくなりますので水分をため込まないように養生しながら過ごしてくださいね^^