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毛細血管と漢方<冠元顆粒>

カテゴリ:日々のつぶやき

こんにちは、漢方なつめの福山です。

 

当店でよく売れる漢方薬に「冠元顆粒」があります。これは「瘀血」に使われる漢方薬です。瘀血とは簡単にいうと血が粘った状態をいいます。

 

「人は血管から老化する」とよく言われ、血管年齢と健康寿命はリンクしているとも言われます。血管の99%以上を占める毛細血管は体の隅々にびっしりと張り巡らされ、酸素と栄養を運び、二酸化炭素と老廃物を回収し、新陳代謝を繰り返していきます。この働きが低下すると必要物資が届かず、ゴミ回収もされない状態となってしまいます。

 

 

毛細血管トラブルは一般的な検査などでは見つからないことがほとんどです。毛細血管が詰まったからといって一瞬で生命を奪ってしまうということはありませんが、数多い細い血管の機能が低下すると体の各臓の機能が少しづつ落ちてきてしまいます。例えば、脳の血管が徐々に詰まり認知症の原因になったり、肩こり、腰痛、胃炎、生理痛など、、、数を上げればキリがありません。気になる美容面でも、顔の表面のわずか下に毛細血管が張り巡らされています。

 

皮膚の下にある毛細血管に栄養物質が届くことでコラーゲンの生成が促されます。ハリのある肌のためにも毛細血管の血流は必要なのです^^

 

 

この毛細血管の淤血に対する漢方は数多くありますが、有名なのが冠元顆粒です。毛細血管の血流改善、再生に有益だという薬理研究が発表されています。淤血の程度にもよりますが1日2〜3包を目安に服用して頂いております。舌を出してみて暗い紫色であったり、瘀班といって黒いシミのようなものがあるのは血流が悪いサインですのでしっかり飲間れた方が良いですね。コロナ禍でステイホームが続き運動不足の方などにもオススメです。ぜひ体調に合わせて取り入れてみて下さい。

 

※冠元顆粒のイスクラ産業のH Pで簡単に淤血がチェック出来ます。興味のあるかたはコチラから(https://kangen.iskra.co.jp/check.html)