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おなかの動悸と神経過敏「桂枝加竜骨牡蠣湯」

カテゴリ:Uncategorized

こんにちは、漢方なつめの福山です。

 

 

題にもある「おなかの動悸」感じたことありますか?私はたまに起こるのです。お腹といってもおへその辺りに心拍のような動悸を感じるのです。この動悸を感じる時は、同時に心臓の動悸もあり、眠れないといった神経過敏のような症状も一緒に起こります。

 

 

このような時に使う漢方薬に「桂枝加竜骨牡蠣湯」があります。虚弱な人が、疲労感を覚え、精力も減退し、動悸、脱毛などが起きる場合に使う処方です。効能としては、疲れやすく、神経過敏で不眠症、夜泣き、眼精疲労などとありますね。多くは痩せ型に使う処方です。一方、この桂枝加竜骨牡蠣湯は「夢精」「夢交」「インポテンツ」に使う漢方薬としても有名です。あまり普段の相談でこういった内容をお聞きすることは少ないですが、訴えがある場合でおなかの動悸が見られる時にはまずこの処方を考えます。

 

 

桂枝加竜骨牡蠣湯は桂枝湯に竜骨、牡蠣(ボレイ)を加えた漢方薬です。竜骨は大型哺乳動物の化石化した骨で、牡蠣(ボレイ)は文字通り牡蠣の貝殻ですね。桂枝加竜骨牡蠣湯の煎じ薬を作った時には重量感があります。この2つが重いんです。漢方では質が重い薬は「鎮静」「安神効果」があるとされ、神経過敏や不安感がある時に使うなどします^^

 

これはクラシエの漢方のパッケージです。

ささいな事が気になる、、ありますよね^^

 

 

最近布団に入っても、リビングで子供達がゴソゴソしている音が気になって眠れないのですよね。早く寝てくれないかなあ、、明日朝起きれなくなったらどうするんだろ?さっきから冷蔵庫ばっかり開け閉めしてるなあ。。などと気になって眠れません。主人に訴えると「いつもはそんな事気にならずに寝ているのに」と言われ、そうだよね私の調子が悪いのかもと思いました。過去、同じ症状で桂枝加竜骨牡蠣湯で良くなったのを思い出しました。お腹の動悸も最近よく起こって気になるところでもありますし、、、しっかりと飲んで体調を回復させたいと思います^^