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宝石のような漢方薬「複方霊黄参丸」

カテゴリ:日々のつぶやき

こんにちは、漢方なつめの福山です^^

 

 

今日メーカーさんより届いた漢方薬「複方霊黄参丸」。まだ当店で取り扱いがないのですが、先週救心の営業さんと話していて自分で飲んでみたいので試しで購入してみました。

 

 

興味を持った大きな理由がこの見た目。

綺麗ですよね。まるで宝石のようです^^

銀箔でコーティングされているみたいですね。

開封するとあたり一面、桂皮(シナモン)の香りがします。

 

 

粒の大きさは、丸剤にしてはちょと大きめです。

 

 

具体的に言うとイスクラさんの丸剤よりちょっと大きいかなという感じ。その分飲む量も少ないです。大人で1回4丸、8〜14歳で1回2丸とあります。漢方が苦手な方も飲みやすいかと思います。

 

 

これはどんな漢方薬かと言うと、気血が不足している「気血両虚」で冷えがある方向きですね。慢性的に疲れやすいですとか、手足が冷える、気力もなく胃腸もあまり強くないといったような方に良いですね。

 

 

生薬構成から見てみると、補血薬の生薬がメインでさらに気力を補ってくれる補気薬、寒さから身を守る散寒薬、陽気を増やす補陽薬などで構成されています。個人的には消化を助ける動物胆が配合されているのが嬉しいです^^

 

 

同じ救心さんの漢方薬で似たような名前の「霊黄参」があります。(こちらは当店でも以前から取り扱っています。)名前は似ていますが、こちらは同じ牛黄でも量をしっかりと使った牛黄中心の製剤になります。対して「複方霊黄参丸」は気血を補う生薬が中心となり牛黄は補助的に含まれています。なんとなく私のイメージなのですが、頭に血がのぼって疲れる方は「霊黄参」、頭に血が届かなくて疲れる方は「複方霊黄参丸」という感じでしょうか^^

 

さらに、複方霊黄参丸は8歳から飲めるので疲れと冷えがある子供さんにも良いなと思っています。補血薬で人気のある婦宝当帰膠も甘くて飲みやすいですが15歳以上とあります。他にも気血を補う漢方は多いのですが顆粒だったりと飲めない子供さんもいらっしゃるので、1回2丸という量は飲みやすく続けやすいのかなと思います^^

 

 

今日は「複方霊黄参丸」のご紹介でした。

まずは自分で飲んでみて様子を見たいと思います^^