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元気な胃腸で年末年始を過ごしたい。

カテゴリ:日々のつぶやき

こんにちは、漢方なつめの福山です。

 

 

今日はクリスマスイヴですね。クリスマスを過ぎたらあっという間に年末年始が訪れるのでこの時期はなんだか気忙しいですね。

 

 

毎年、この時期には胃腸を万全にしておくように心がけています。クリスマスや忘年会(最近はやらなくなりましたが^^;)、お正月とご馳走を食べる機会が多くなりますよね。せっかくの美味しいものですから、胃のケアには特に気をつけています。

 

 

ご馳走続きのこの時期の胃腸対策は、何と言っても「健胃顆粒」ですね。

この「健胃顆粒」ですが、「香砂六君子湯」という処方とほぼ同じ内容の漢方薬です。補気薬の代表処方「四君子湯」に、水はけを良くする生薬をプラスしたものになりますね。

 

 

胃腸の動きを助けてあげるような効果があります。なんか胃が弱っている気がするですとか、胃の不快感、食欲不振がある時にも良いです。

 

 

お腹が空かない、食欲がなくて食事が楽しめないって結構辛いと思うのですよね。特に楽しみにしていた外食の予定がある時や、ご馳走が目の前にあるのに、、、普段は楽しめるはずなのに、胃の調子があまり良くない時は何だか憂鬱ですよね。「これ以上食べたら気分悪くなりそうな気がする」などと思いながら食事したくないなあと思うのです。

 

 

こんな時に用いるのが「健胃顆粒」です。脾胃の気を補い、胃腸の動きを助けてくれます。胃の動きが悪いと、胃に余計な水分が停滞しがちになりますので、これを防ぐために半夏などの乾燥させる生薬が配合されています。不思議と飲んでいると「食欲が戻る」という気がしてきます。

 

 

この健胃顆粒と一緒におすすめする事が多いのが「晶三仙」です。これは漢方の消化酵素みたいなもので、山査子という甘酸っぱい生薬をベースに作られた健康食品です。

 

 

焼肉屋さんで食後にガムが置いてあるように、中国では食後に山査子のお菓子が置いてあったり、山査子の料理が出されたりします。

 

 

 

こんな感じの山査子を練ったお菓子です。私も中国に行った際には必ず買って帰ります。甘酸っぱくて美味しい。

 

 

晶三仙も甘酸っぱい味がして飲んでスッキリします。食べすぎてしまった時や、食べる時間帯が遅くなってしまった時など、食後に飲むと良いですね。旅行などの際には必ず持ち歩いています。同業者の友人仲間と食事に行く時などは必ず誰かが持っていて、食後に「晶三仙いる?」と貰えたりします笑。

 

 

あともう一つ、お酒をのむ時には「木鶏丹」が欠かせません^^

飲む前と飲んだ後に5錠づつ飲みます。自宅には「木鶏丹」の瓶入りを置いて、お酒を飲んだ日は翌日のために必ず飲むようにしています^^

 

 

以上の3つが年末年始の胃腸対策の漢方薬です。他にもいろいろとあるのですが、詳しくはお店でご相談いただけたらと思います。

万全な胃腸でご馳走シーズンを乗り切って下さいね^^