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有名な「飲む目薬」杞菊地黄丸

カテゴリ:日々のつぶやき

こんにちは、漢方なつめの福山です。

 

最近、コンタクトの調子が悪いのです。

 

同じ度数のコンタクトをもう10年以上使っているのですが、パソコンやスマホの字がぼやけて見にくいのです。眼科に行って診てもらったのですが視力が落ちているわけではないようなのですが、どうやら老眼の影響のようです。コンタクトをすると遠くは見えやすいのですが、近くがぼやけてしまい、裸眼だと近くはクリアに見えるのですが遠くが見えないのです。毎日どうやって過ごそうかと思案しておりまして、結局普段は裸眼でたまに眼鏡をかけるのが今のところは良いという結論に達しました。

 

普段から画面を見る機会も多く目を酷使してしまっているせいもあるかも知れませんので、まずはその見直しが第一ですね。プラスして「杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)」を飲むことにしました。

 

この杞菊地黄丸、ものすごく有名な漢方薬です。病院で処方される機会はあまりないので知らない方も多いかも知れませんが、目の疲れやかすみ目、視力低下に用いられる漢方薬なんですね。

 

「六味丸(ろくみがん)」という補腎薬の代表処方に、目に栄養を与える「枸杞子」と目をスッキリさせてくれる「菊花」を加えた内容になります。六味丸ベースなので、年齢を重ねて疲れるですとか、年齢を重ねて目がしんどいなんていう方におすすめです。老化対策と「目」を養う効果が期待できますね。

 

この杞菊地黄丸、有名で人気がある漢方薬なのでさまざまな形状で販売されております。飲みやすい粒タイプや粉タイプ、生薬を密で練った団子状のタイプがございます。団子状のもの(蝋皮丸)は飲みにくいですが即効性が期待できます。私はコツコツ飲み続けたいので粒(丸剤)を飲もうと思います。

 

 

飲む目薬とありますが、目の充血や痒み、目やにが出るなんていう時は他の漢方薬を飲んだほうが良い時もあります。目の症状なんでもこれ一つでという訳ではありません。どちらかというと、老化に伴って起こる疲れ目やかすみ目、視力低下などにコツコツと継続して飲むイメージですね。ゆっくりと肝と腎を養いながら精血を増やしてくれます。最近目の使い過ぎで疲れた、なんていう場合は蝋皮丸タイプを試してみると良いですね^^

 

とてもいい漢方薬なのは知っていましたので「いつかは飲むんだろうな」と思っておりましたが、ついにその時が来たという感じです。冠元顆粒などと合わせてコツコツと老化に備えたいと思います^^