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<梅雨時期の頭痛>五苓散だけではありません。

カテゴリ:下痢

こんにちは、漢方なつめの福山です。

 

 

今日は朝から雨続きでひどい湿気です。こんな日は体質的に頭痛が起きる方が多いと思います。湿気に弱いお客様の顔を思い浮かべながら今日は大丈夫かしらなんて思ったりします。

 

 

私も、普通の湿気くらいはなんともないのですが、今日はさすがに体も重く頭も痛いのでこんな漢方薬を飲みました。

 

頂調顆粒と、勝湿顆粒という漢方薬です。頂調顆粒は、いろんな頭痛に使える万能薬でして、勝湿顆粒は名前の通り湿気が体にこもった時に使う漢方薬ですね。

 

 

今日は、頭痛もあるし体も重くてシャキッとしないし、お腹もゆるいしということで、この組み合わせにしました。以前から雨の日の頭痛には五苓散をご紹介しておりました。五苓散も良いのですが、私は体質的に勝湿顆粒がとてもよく効くのでこの漢方です。勝湿顆粒は脾胃の湿気を取り、胃腸を動かしてくれるものですので、梅雨時期になると食欲が落ちたり、お腹が緩くなったりするタイプの方はより効果が期待できるかと思います。

 

それぞれ1包ずつをお湯に溶いて飲みます。冷たいものは脾胃にとってダメージとなりますからもちろん温かいお湯で飲んだ方が良いですね。

 

 

この組み合わせというか、おそらく頂調顆粒かと思いますが、漢方っぽい煎じ薬みたいなツーンとした香りがします。生薬の川芎(センキュウ)の香りが強いです。川芎は気血の巡りを良くして頭痛を治療する生薬で頂調顆粒にも含まれています。この香りを嗅ぐだけで鼻もすーっとする感じもしてなんだか効きそうな感じがしますね^^ぜひ、飲まれる時は溶いて飲んで頂きたいです。

 

 

うちの娘も梅雨時に頭痛を訴えます。雨で洗濯物を外に干せないので、リビングに部屋干ししようかと思ったのですが、部屋に湿気がこもって頭痛がひどくなってはいけないと浴室乾燥機で乾かすことにしました。そして五苓散をしっかり飲んでねと言って家を出てきました。この時期は気をつけなければいけませんね。

 

 

このジメジメ天気、しばらく続きそうですので、自分に合う漢方薬を見つけて少しでも楽に過ごしてくださいね。