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胃腸とメンタルがモヤモヤとして重い感じ

カテゴリ:日々のつぶやき

こんにちは、漢方なつめの福山です。

 

お盆明けくらいから多いのが胃腸のご相談です。

胃が重くてなんだかつかえるような気もするし吐き気もあるし、、。お盆で暴飲暴食してしまったのが原因かも知れませんというご相談ですね。近々旅行を計画しているけれども胃腸が何となく気持ち悪くて、何とかなりませんかというご相談もあります。

 

こんな時によくご提案させていただくのが「温胆湯(うんたんとう)」です。処方の中に「半夏」という生薬が多く含まれています。この半夏は停滞した痰湿を乾かす作用があります。その為、胃に何か溜まっているようで気持ち悪いといった時には半夏の配合された漢方を選ぶことが多いです。

 

舌を見ると厚い苔がベッタリとついているのは痰湿が停滞していると考えられますので、こんな方には半夏が多く含まれている温胆湯がよく効きます。飲むと早い段階で気持ち悪い感じが楽になられたりします。

 

この温胆湯ですが、「不眠症」や「神経症」などのメンタル面のトラブルにも使うことがあります。これには理由がありまして、いわゆる痰というものには「有形の痰」と「無形の痰」の2種類があると言われています。有形の痰というのは咳の時にペッとでる痰で想像しやすいですね。もう1つの無形の痰というのがこれがちょっと解釈が難しいのですが、実際には目に見えない痰というものがあり、その痰が体に停滞すると精神面や循環器などに不調を及ぼすと考えられています。この無形の痰にも使うのが「温胆湯」です。

 

中国では「奇病難病温胆湯」という言葉があるようです。奇病難病を訴えている人に温胆湯を使ってみなさいということですかね。奇病というくらいのちょっと解釈が難しい分からないような事を「痰」と捉えているというのもあるのかも知れませんね。

 

解釈は難しいのですが、何だか胃腸が気持ち悪くて、不安感もあるし寝つきも悪いし、、。といった、胃腸とメンタルがモヤモヤしていて、苔が厚い方ははぜひ試していただけたらと思います^^

 

※悪魔を食べる「獏」の絵がポイントです。お客様に「あの獏のやつ」と覚えてもらっていますw