最近飲んでいる私の私の漢方(髪の毛ケアと腸内環境)
こんにちは、漢方なつめの福山です。
久しぶりですが、最近私が飲んでいる漢方をご紹介します。お客様にも「何飲んでいるんですか?」と聞かれることも多いので、そんな需要もあるのかなと思い、こちらでもご紹介させていただきます。
私の家には本当に数多くの漢方薬がありまして、それを自分の体調に合わせて飲んでいます。めまい、消化不良、膀胱炎、動悸、風邪の時など、、、その時々に応じて漢方を飲みます。毎日飲んでいるものと頓服的に飲んでいるものがありますが、最近飲んでいるものはこちらです。
飲んでいる目的はと言いますと、アンチエイジングと髪の毛です笑。年齢を重ねると髪の毛が細く抜けやすくなってきてしまいますよね。髪の毛って大事なパーツと言いますか、印象がだいぶ違うと思うんですよね。髪が豊かですとその分若々しく見えますのでとても大切です。
漢方では髪の毛が薄くなる原因を「血虚」や「腎虚」と捉えています。血虚とは毛根に栄養を運ぶ「血」が不足した状態ですね。「腎虚」は簡単にいうと老化によるものです。他にも血流が悪くなる「瘀血(おけつ)」や、頭皮が浮腫んでいる「水湿(すいしつ)」が絡んでいる場合もあります。私は典型的な気血両虚の体質ですし、年齢的に腎虚もあるとは思いますので、婦宝当帰膠と杞菊地黄丸を飲んでいます。「瓊玉膏」にしても良いのですが、手軽に飲める杞菊地黄丸を続けています。
不思議と飲んで1ヶ月くらい経つ頃から新しい産毛が目立って生えてくるようになりまして、美容師さんにも言われました^^20代の頃と同じようにとはなりませんが、せめて今の状態を維持できるように、頑張って続けたいと思います。
もう1つの粉薬は「酸棗仁湯」ですね。補血の作用をプラスしたいのと、良い睡眠が取れるように飲んでいます。3月から酸棗仁湯の値段が急激に上がるので、なんとなく今のうちに飲んでおいた方が良いような気がして笑、これも最近頑張っています。以前はアップルウオッチで睡眠スコアを取っていたのですが最近やめているので、これも再開したいなあと思っています。やはりスコアを測っている時期は、良いスコアを目指して早寝するようになるのですよね^^
あと1つ、スティック状のものは「智通(ちつう)」という商品です。腸内環境のために飲んでいます。漢方薬が良く効くためには腸内細菌の働きが重要だと言われています。漢方生薬の「人参」「柴胡」「芍薬」などそのままでは吸収されにくく、腸内細菌によって分解されることで吸収しやすくなり、薬効も上がるようになります。中医学でも、なぜ漢方薬が効かないのだろうというときは「脾(胃腸)」を疑えと言われています。飲んでいる漢方薬がしっかり効くために腸内環境をよくする必要もありますし、美容や免疫のためにも飲むようにしています。
腸内環境を良くするものは色々あって迷うかもしれません。長くなりますのでまた別の機会に書けたらと思いますが、「智通」は今腸内に住んでいる自分の乳酸菌を増やしてくれるようなものです。スティック内に液体が入っていますので、適量を婦宝当帰膠を溶かしたものに入れて飲んでいます。そのままでは酸っぱいですが、婦宝当帰膠に溶かすと飲みやすいですね^^飲む目安は、1日2〜3mlで続けています。(目盛りがついています。量はケースバイケースです)
飲み始めてから不思議と風邪をひかなくなりました。今年はお気に入りの風邪薬、十神湯や麻黄附子細辛湯をほとんど飲んでいません。嬉しいことです^^
今回は私が今飲んでいる漢方をご紹介させていただきました。また季節が変わると飲むものも変わりますので、随時記事にしたいと思います。お付き合いくださいませ^^