妊活、治療がお休みの時の漢方
こんにちは、漢方なつめの福山です。
昨日、いつもご来店いただくお客様がしばらく妊活をお休みされるので、その間の漢方をお求めにお店にいらっしゃいました。
その方は、病院で体外受精にトライされています。ちょうど採卵も済んでいくつかグレードも良い凍結卵もある状態なのですが、お仕事の関係でしばらく移植は先に延ばす予定です。病院の治療はしばらくお休みされるようですが、体づくりはしておこうかと言うことで、体質に合った漢方薬をご提案させていただきました。
治療がお休みの時期に漢方を取り入れたいというご相談は結構多いです。昨日のお客様のように、移植まで時間が空く方、治療に疲れてしまって一度お休みをしたいのだけれど、その間に体を整えて何か準備したいという方、他にも年齢が高くFSHも高いので採卵が難しく待っている状態の方など、、人それぞれです。治療がお休みの時期は体を立て直すチャンスです。生活習慣を見直して、赤ちゃんを迎える準備をしておきましょう。
漢方薬も様々です。血を補い、体を温める「婦宝当帰膠」をよく使います。特に移植を控えている方はおすすめしています。年齢が高い方は「亀鹿仙」「杞菊地黄丸」などの補腎の漢方や、血流を助ける漢方などを併用します。
お休みの期間は飲んでいただく漢方はいつもより少なくなることが多いです。最低限で続けて、治療を再開するときにまたしっかり量に戻す方が多いですが、これもケースバイケースです。年齢が高い方やFSHが高い方などはお休みの期間からしっかりとした量を飲んでいただいています。これもお話をしながら決めていく感じになります^^
漢方だけでなく生活習慣も大事です。1番大切なのは「夜ふかしをやめる」ということに尽きるかと思います。できれば10時、難しくても11時には布団に入るように心がけてくださいね。