ブログ

この時期は五苓散と勝湿顆粒がよく効きます。

カテゴリ:下痢

こんにちは、漢方なつめの福山です。

 

ここ最近、よく五苓散が出ます。梅雨時期になると体調を崩すので五苓散を10日分くださいですとか、お腹もゆるくなりやすいので合わせて勝湿顆粒も5日分くださいですとか、よく知っている方はこんな感じで購入されます。

いつも使っているメーカーの五苓散が欠品で入荷しなくなったので、今は松浦薬業の五苓散を入れています。初めて使ってみましたが香りも良くて効果も良いように思えます。さらっとして溶けやすいのも気に入っています^^

 

先日弟から連絡が来て、自分は水滞の体質だと思うのだけどそうなのかな?と。めまいがひどく下痢とむくみが続いたようです。いつも水を5〜6リットル飲むようにしているけど、水を飲みやめたら少し症状が良くなったと。ひょっとして水を飲みすぎない方が良いのかな?と調べていて「水滞」というワードに辿り着いたようです。

 

水を5〜6リットル飲んでいる生活にも驚きましたが、それをやめてもらうことと、漢方薬を飲んだ方が良いよと伝えました。ちょうど近くのドラッグストアで五苓散を買ったので飲んでも良いかな?と聞かれたので、飲んだ方が良いよと勧めたところ飲んだら体調が良くなったようです。

 

水滞の体質の人は「五苓散」を知っているだけでQOLがめちゃくちゃ上るのに、あんまり知られていないのは勿体無いねと弟が言っていました。湿気がひどいこの時期、体調を崩す人はとても多いと感じます。その時期に漢方を取り入れるだけで楽に過ごしやすくなりますので、ぜひ取り入れてもらえたらといつも思っています。

 

有名なのは「五苓散」ですが、胃腸が弱い人は「勝湿顆粒」と併用されると良いです。「脾は生痰の源」と言って、胃腸の機能が落ちるとそこでさらに水滞が発生しやすくなります。この時期のムカムカや食欲不振、お腹がゆるいといった症状がある場合は併用されるとさらに効果的です。

 

ぜひご参考にされてくださいね。

 

※毎年、お客様がお庭に咲いている紫陽花を持ってきてくださいます^^お花があると気分が良いですね。