こんにちは、漢方なつめの福山です。

朝晩、少しづつ涼しくなってきましたね。スーパーでもサンマや松茸が売られているのを見かけます。季節の変わり目で食材が変わっていくのを見るのが楽しいですね。

当店でも、ご相談の内容が少しづつ変わってきています。風邪に備えて、板藍茶や銀翹解毒散を用意しておこうですとか、寒くなる前に婦宝当帰膠を準備しておこうですとか、秋冬向けの漢方が動くようになってきました。

寒くなると、風邪のお客様が多くいらっしゃいます。風邪と言っても、症状や風邪の始まりか終わりなどでも選ぶ薬が変わります。なので、3日分とか7日分くらいの少ない日数分で様子をみてもらうことが多いです。

どんな症状が辛いのか、咳だったらどんな痰が出ますか？いつ咳が出ますか？などをお伺いして、漢方薬を組み合わせます。「漢方って何を飲んだら良いのか分からないので助かりました」と喜んでいただいています。確かに、咳止めだけでも色々な種類がありますから選びきれないですよね。

先日も、風邪で喉が痛くて声が出ないお客様、ゆっくり喉を休めれば良いのはわかっているのだけど仕事が休めないということで、喉と声に良い漢方薬を飲んでもらいました。数日後、喉の痛みは楽になったけれど喉に痰が詰まっている感じと、副鼻腔炎になったようで咳が出るんです。声もあと少しというところです、ということでしたので、声のお薬の量を少し減らして継続し、副鼻腔炎の漢方薬を１週間ほど飲んでもらって症状が楽になり漢方も終了となりました。

当店は基本的にはご予約が必要ですが、購入のみ、風邪など簡単なご相談であればご予約なしで対応させていただいております。風邪が流行するこの時期、ちょっと漢方を試してみたい方はどうぞお気軽にご相談くださいませ＾＾