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<妊活>第2子さん準備にはまず「当帰」の漢方を。

カテゴリ:子宝相談

こんにちは、漢方なつめの福山です。

 

先日の夜、大きな地震がありましたね。広島はあまり地震がないので久しぶりの地震に驚きましたが、それよりも地震直前に鳴るスマホの警報アラートの音に驚きました。もう少し優しい音にして欲しいものですが、緊急を知らせるものなので仕方がないのかも知れませんね。

 

ここしばらく、第2子さんの不妊症のご相談が続いています。多くは、第1子さんの妊娠の時も漢方を服用していて、そろそろ二人目に取り組んでみようかなというタイミングでご相談に来られます。第2子さんの時は、以前うまく行った時の漢方を参考にしながら、今の体調と合わせて処方を決めていますが、割と早く妊娠に到達される方が多いのかなと感じています。

 

その中で、よく使う漢方薬に「婦宝当帰膠」があります。

生薬「当帰」は、卵巣機能を改善することで妊娠力を上げる働きがあるとされ、ラットを使った実験で、卵胞を刺激して発育を促すFSH(卵巣刺激ホルモン)と、子宮内膜を厚くして受精卵が着床しやすい状態に対するプロゲストロン(黄体ホルモン)の分泌量が増加したという結果が出ています。

 

中医学的にも、妊娠しやすい体づくりのためには充分な「血」が必要とされています。女性はもともと生理で血を消耗してしまうので不足しやすいですし、スマホやパソコンなど目の使いすぎや、睡眠不足、タンパク質の不足なども血不足を招きます。

 

さらに、出産や授乳でもたくさん血を消耗しますし、出産後は子供のお世話でまとまった睡眠をとるのも難しくなります。第2子さんを考えている場合は、まずは血を補う「当帰」が含まれている漢方薬などで準備をするのが良いでしょう。

 

婦宝当帰膠は成分の約7割が当帰で構成されており、多くの当帰が含まれています。甘いシロップ剤でとても飲みやすく続けやすのも人気です。1日2回、温かいお湯で割って飲んでください^^

 

婦宝当帰膠をベースに、自分にあった漢方薬を少しだけプラスして飲まれたいという方は、ぜひご相談にお越しください。舌や基礎体温などを参考にして効果が出やすい漢方薬をご提案させて頂きます。