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「活血化瘀」の漢方で認知症予防。

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こんにちは。漢方なつめの福山です。

 

ここ最近まわりで亡くなる方もいて、自分の健康維持について考える機会が増えています。将来のかかりそうなリスクに対して予防できる事を始めています。

 

日本人の平均寿命は年々延びています。長い人生をできるだけ楽しみたいと思っていますが、歳を重ねるとともに体のさまざまな臓器も老化してうまくいかないことが起こるようになります。

 

中でも多いのが血管の老化によるトラブルです。血管のトラブルというのがある日突然起こるものではなく、若い頃から悪い生活習慣の影響などで少しづつの蓄積が原因となります。その為、できるだけ早いうちから血管の老化を防ぐことが大切だと感じています。

 

血管のトラブルというと、血液が詰まる心筋梗塞や狭心症、腎機能の低下などという重いものだけでなく、肩がこる、手足が冷える、痺れる、忘れっぽい、シミやシワが増えるという身近なものも血流と深い関係があるので、早いうちから気をつけたいものですね。

 

私の事になりますが遺伝的に認知症のリスクが高く、若年性認知症を発症した親族もいるので私も不安に感じ特に気をつけています。認知症ははっきりとした原因は解明されていませんが、脳の血流状態が悪化し、神経細胞に十分な栄養を供給できないことが原因の一つではないかと指摘されています。漢方でいう「瘀血」の状態がそれにあたります。

 

瘀血の生薬というと「丹参」が有名です。丹参を主薬とした冠元顆粒は、脳保護作用ならびに抗精神作用に関する研究が発表され、動物実験で認知症おける短期記憶障害と焦燥および不安、恐怖症の改善に優位差があったと報告されています。毎日コツコツと予防したいものです。

 

冠元顆粒は1日2回、お湯にといて服用しています。亀鹿仙や、プラセンタなども併用しています。老化防止には「活血」と「補腎」です。将来の自分への健康投資だと思って続けています。

 

脳の機能を上げるためには、有酸素運動を続けたり、肉や魚などでタンパク質・鉄をしっかりと取りサルコペニアを予防することも大切です。漢方では運動=気血の流れを良くする、タンパク質を取る=血を増やすことが、「瘀血」の予防に繋がりますね。私的には運動がハードル高く継続が難しいので、何か続けられる運動を探さなければいけません。

 

日々の積み重ねが将来の自分を作ると思って、コツコツ続けていきたいと思っています^^