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気が停滞しやすい今の時期は「柑橘類」を摂りましょう。

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こんにちは、漢方なつめの福山です。

 

スーパーに行くと、柑橘類が多く並ぶ季節ですね。美味しくてお手頃でこの時期は買い物のたびに買うようにしています。

 

春は自律神経が乱れやすく気の巡りが悪くなりやすい時期です。中医学でいう「肝」は気を押し流す仕事をしているので、この時期は「肝」を助けてあげる養生をすると良いとされています。

 

この気を流すには、柑橘類やセロリ、香味野菜など香りの良いものを摂るのが良いです。さらに今の時期は酸っぱいものを食べるのが良い時期なので、酸味があり香りの良い柑橘類などはまさにうってつけですね。

漢方生薬にも柑橘類を使った生薬がいくつかあります。代表的なのは陳皮(チンピ)みかんの皮部分なのですが、脾胃の気滞に使われます。未成熟のみかんの皮は青皮(セイヒ)と呼ばれ、肝の気滞に使われます。青皮は「柴胡疎肝湯」という処方に含まれています。この製剤はお腹や胸が張ったような痛みに使う処方ですが、気を使ったりストレスと感じると痛みが強くなる場合に使う漢方薬で、気の巡りを助け痛みを和らげてくれる作用があります。この他にも柑橘類の生薬は数多くあり、気が詰まるなどの様々な症状に用いられています。

 

ところで、今日いつものお客様にこれがあると八朔を剥く時に便利ですよと教えてもらいましたので早速Amazonで購入しました!

「ムッキーちゃん」

八朔って大好きなんですけれど皮を剥くのが面倒でついつい買うのを避けてしまうんですよね。これがあれば楽しく剥くことが出来そうです。「キャベツと八朔でコールスローにしても美味しいですよ」と教えていただいたのでこちらも作ってみたいところです^^

 

これからの春の時期は、香りの良いものや酸味のあるものを摂るようにしましょう。日本には四季があり、季節の変化に対応するためには、その季節の食べ物を積極的に摂るのが最も良い方法です。自然の恵みに感謝しながら健康的な生活を送りたいですね^^