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「晴明丹」どんな時に飲んだら良い?

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こんにちは、漢方なつめの福山です。

 

先日、目の漢方と言うことで「杞菊地黄丸」をご紹介しました。もう一つ、イスクラ漢方の製剤で「晴明丹(セイメイタン)」という健康食品があり、これは何ですか?とご質問されることが多いので、こちらも簡単に解説していきます。

 

「晴明丹」という名前の通り、目の不快な症状に使います。杞菊地黄丸との違いですが、まず使われている生薬が異なり、違った作用があります。晴明丹は、「肝」の熱を冷ます働きがあります。

 

目を酷使する→目の栄養(陰血)を消耗→相対的に熱を持ち、興奮状態となります。目と「肝」は繋がっていると考えますので、肝熱も上昇し、高ぶった状態、目も疲れるし頭もなんだか痛い、充血っぽい、これを「肝陽上亢(カンヨウジョウコウ)」と言いますが、こういった時に用いるのが、「石決明(せっけつめい)」や「決明子(けつめいし)」で、肝の熱を鎮める鎮静作用があります。

 

晴明丹は、「石決明」「決明子」や、目に栄養を与える「枸杞」、目をスッキリさせる「菊花」などで構成されています。興味深いのは、晴明丹には漢方生薬だけでなく、目を守る「ルテイン」や「ゼアキサンチン」などの成分も配合されている点です。これらは「黄色色素」と呼ばれ、ブルーライトから目を守ってくれる天然の色素です。ブルーライトは目にダメージを与える青色の光ですが、青の補色である黄色がフィルターのような働きをしてブルーライトをやわらげ、網膜を守るといわれています。

 

スマホやパソコンなどの使用時間が長く「黄色色素」が不足すると、眼精疲労が起こりやすくなり、網膜にダメージを与えるので、やはり補助的に補っていきたいものです。

 

長くなりましたが、簡単にいうと目を酷使して「高ぶった状態(肝熱)」には晴明丹が良さそうです。それに対し、杞菊地黄丸は「肝」と「腎」を補う製剤なので、目だけでなく様々な老化症状に対しても使いますし、コツコツと続けるのが良いでしょう。とにかく目が辛いんですという時や、病気の進行を遅らせたい場合はこの二つをいっぺんに併用するのが一番効果的です。血糖値が高いなどで血流障害がある場合は、網膜への血流を助けるために、活血薬を併用するのが良いでしょう。

 

晴明丹は健康食品でカプセル状なので、手軽にパッと飲めるのも良いです。今日は画面ばかり見て疲れたなあ・・という時などに試してみてください^^