こんにちは。漢方なつめの福山です。

漢方生薬にはちょっと変わったものがあります。

冬虫夏草もその一つです。

コウモリガなどの幼虫に、バッカク箘が寄生して、

幼虫の栄養分を吸収しながら菌糸を作り、冬の間を

過ごします。これが冬虫。

暖かい時期になると、菌糸が成長し、死んだ幼虫の頭

から、角のようなキノコが生えてきます。夏草ですね。

ちょっとグロテスクです(;ﾟ∇ﾟ)

古くから、滋養強壮や不老長寿の高貴薬として使われて

きました。今でもとても高価なお薬ですが、質の悪いもの

も出回っているので良品を選ぶ必要がありますね。

慢性化した咳や気管支喘息、肺結核や肺マック症の方や、

癌の方に使われています。速効性に欠け、穏やかに効く

ので、コツコツ飲むと効果的です。

以前、働いていた薬局で、大量の冬虫夏草を入手されたと

いうお客様が、薬効や煎じ方を訪ねてこられました。

すごい、、！いったいいくらするのだろう、、！？と。

500グラムくらいお持ちでしたので、恐らく200万は下ら

ない、、。質が良さそうでしたので、もっとするかも知れません。

いろいろ教えてもらったから、分けてあげるよ！とお客様に言っ

て頂きましたが、さすがに頂く分けにはいかず、、(;ﾟ∇ﾟ)。

興味津々でしたが、さすがの私も恐縮しました。

なつめでは、冬虫夏草本体はありませんが、冬虫夏草の製剤を

取り扱っています。アンプルの形をしたドリンクです(*^^*)