漢方の妊活周期療法とは?
カテゴリ:子宝相談
こんにちは、漢方なつめの福山です。
今日はお客様からお問い合わせのあった周期療法に
ついて書きます。
子宝漢方の周期療法とは、月経のリズムに合わせて
漢方薬を飲み分ける飲み方を言います。
一か月同じ漢方薬を飲み続けるのではなく、
低温期・排卵期・高温期・月経期の4つの
周期でお薬を調整していきます。
様々なホルモン分泌や体の状態を、漢方を飲み分け
ることによって整えていく方法です。
例えば、低温期は良い卵が育つように腎陰を補う
もの、高温期は子宮内膜が暖かく柔らかい状態
を保てるように腎陽や気血を補うもの。
排卵期や月経期は気や血の巡りを促してくれる
ようなものを用います。
この周期療法は、基礎体温表を見ながらお薬を
調整するので、基礎体温が安定してから行う事が
出来ます。
当店では、基本は周期療法ではありません。
1か月を通して卵巣の力を助け、子宮内膜を整える
漢方薬などを使います。一つの卵が大きくなり、
排卵してその後高温期となるので、周期を通して
補腎薬や補血薬などを使うことで質の卵を上げて
周期を整うことが期待できます。
1か月、ベースの漢方薬を飲んでいただき必要な方に
は、排卵期や月経期には気血の巡りを良くするものを
プラスしたり、高温期に気を上げてくれるものを加え
るなど行っております。出来るだけ分かりやすく、
飲み方が複雑にならないように、と思っています^^
もちろん、周期が整っている方で、周期療法に
チャレンジしたい、という方は対応も可能ですので
お申しつけ下さいね。